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熱血なコーチによる熱血な日記 日々のレッスンで感じたことを中心に、熱く日記を綴っていこうかと・・・

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テニスノートの弊害

最近、うちの強化ジュニアのノートを週に一回チェックすることにしたんですけど、
やっぱりノートはとるべきですね。
言われたことって絶対に忘れてしまうんですよ。
ノートにとることで忘れないとは言いませんが、ノートを見れば思い出すことはできますよね。

そういえば、最近、「ベイビーステップ」っていう、テニスの漫画が週間マガジンで連載中になんですが、
主人公がノートをとりまくります。試合中にまで、とりますからね。

ブラッド・ギルバートも、その著書のなかで試合に持っていくアイテムの中にメモが入っていると言ってました。

僕も、高校生のころからノートをとってました。

ノートをとるのは本当に良い事だと思います。
でもね、正直なところ、ノートをとるだけでは足りないものもあるような気がするんですよね。

それは、感覚的要素。

本来、テニスは、打ち方について考えるスポーツではないです。
どうやって、ポイントを取るかを考えなければならないスポーツなんです。(それもイメージできる方が良いです)

「ノートをとる」ってことは、打ち方を言語化するってことに近いですからね。
あまり感覚的にはならないですよね。
感覚って不確かな要素が多いんだけど、
そこの感覚を研ぎ澄ませることも重要なんだと思うんです。

まぁ、そんなことを言い出すと、テニスのコーチング自体が、一度イメージを言語化してるわけですから、感覚的なものにはならないと思うんですけど・・・。

それでも、自分の打ち方について言語化してしまう癖をつけるとですね、
イメージする力がなくなってしまような気がしてしまうんです。

よく左脳人間と右脳人間の話が出ます。
一般的に右脳人間の方がスポーツ選手に向いているそうです。
左脳は言語で考え、右脳はイメージで考えるそうです。
学校のノートに落書きをしてしまう子は、本来、働かさなければならない脳を間違ってる場合があるそうです。

学校での授業は、左脳を使う訓練がメインです。
ですからノートに落書きしてはいけません。
でもね、テニスの場合は、左脳よりも右脳を刺激するべきなんで、「こんな感じ・・・」って絵が描いてある方がいいんじゃないかとも思うんですよね。

でも、ノートをとることは悪いことではないです。
問題はとり方なんですよ。
僕も勉強不足で、最適なノートのとり方はわからないですけど、なにか良いものがあると思うんで、これから工夫していきたいと思います。

ジュニア | 投稿者 ハセガワコーチ 23:49 | コメント(1) | トラックバック(1)
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