2009年08月22日
必要を感じない・・・
今の技術や知識を持ったまま、高校生に返れないかな~とか思うことって誰しもあると思うんです。
そんなこと思うだけで無駄なのに・・・
それでも、僕たちテニスコーチは、今の知識や技術を今のジュニアに伝えることはできます。
それが、テニスコーチの醍醐味ともいえますよね。
でもね、子供達にも理解できる時ってのがあるんですよ。
僕の過去話を少ししてみますね。
中学からソフトテニスを始めた僕は、すっかりハマってしまいまして、ひたすらに練習をしていました。
でも、部活でしたから、何かを誰かにしっかりと教わった記憶はないです。
ほとんど我流だったように感じます。
それでも、一つだけ覚えている、よく顧問の先生に言われていたことがあって、
それは、「打点を高くしろ」でした。
最終的に、僕のプレースタイルには、それは無くても勝てたので、無視していた記憶があります。
先生も、そこまでしつこく言ってはこないし、なにより勝っていたので・・・
中学三年の夏にソフトテニスを引退して、硬式を始めたんですけど、
これも当初、我流でやってましたが、そのうち、テニススクールへ。
最初、全然打てなかったんですが、ソフトテニスと同じ低い打点で打てば安定するってことに気がついてからは、みるみるストロークが安定してきたんです。
で、ここが、僕の一番の失態なんですね。
打点を落として、安定させることを覚えてしまったんです。
コーチからは、「高い打点で打て」って言われていたんですけど、安定して入る打点をどうしても捨てられなくて、そのままにしてしまったんです。
結局、その時点では、高い打点で打つ必要性が低かったんですね。
とにかくミスを減らしたかったから・・・
さて、高校時代になっても同様に低い打点でなんとかしていくんです。
少しは高い打点で打つこともしてましたが、結局、競った場面や、大事なところでは打点を落として戦っていました。
それでも、まだ、なんとか勝てたんですよね。
大学に入り、国体や全日本学生に出始めた20歳のころ、ようやく高い打点で打てなくては勝てないってことに気がつきます。
サーブを打った後のチャンスボールの決定率が、強いプレーヤーと戦うと著しく低くなるんですね。
それは、打点を落としているからなんです。
それに気付いてからは、ひたすらに高い打点を練習しましたけど、やはり大人になってからは時間がかかったように思います。
今では、結構、得意になりましたけど、打ち方の根本が違っていたことが今になって理解できています。
最近までは、ヘッドを下げてインパクトしているイメージのスイングでした。
これが今では、ヘッドを立ててインパクトするイメージに変わってます。
ここで言いたいのはですね、人は必要に迫られないと、なかなか現状を変えたがらないってことなんです。
コーチがいくら将来的に必要だと教えても、本人がそれが本当に必要だと感じないと、なかなか受け入れないんです。
僕の高い打点もそうですし、今、教えてるジュニアの女の子のバックのグリップもそうですし、多くのジュニアのサーブのグリップもそうです。
「だって、こっちの方が入るもん!!」
おっしゃるとおりです。
そのグリップなら入るでしょう。でも、今はそれで良くても将来、困るんだよ・・・
同じ事を、子どものころに親や先生、コーチに言われました・・・
今は、同じ事を子どもたちに言ってます。
でも、なんとしも、僕はここで踏ん張って、その将来困るってことを理解させようと思います。
でないと、僕と同じ道をたどってしまうから。
そんなこと思うだけで無駄なのに・・・
それでも、僕たちテニスコーチは、今の知識や技術を今のジュニアに伝えることはできます。
それが、テニスコーチの醍醐味ともいえますよね。
でもね、子供達にも理解できる時ってのがあるんですよ。
僕の過去話を少ししてみますね。
中学からソフトテニスを始めた僕は、すっかりハマってしまいまして、ひたすらに練習をしていました。
でも、部活でしたから、何かを誰かにしっかりと教わった記憶はないです。
ほとんど我流だったように感じます。
それでも、一つだけ覚えている、よく顧問の先生に言われていたことがあって、
それは、「打点を高くしろ」でした。
最終的に、僕のプレースタイルには、それは無くても勝てたので、無視していた記憶があります。
先生も、そこまでしつこく言ってはこないし、なにより勝っていたので・・・
中学三年の夏にソフトテニスを引退して、硬式を始めたんですけど、
これも当初、我流でやってましたが、そのうち、テニススクールへ。
最初、全然打てなかったんですが、ソフトテニスと同じ低い打点で打てば安定するってことに気がついてからは、みるみるストロークが安定してきたんです。
で、ここが、僕の一番の失態なんですね。
打点を落として、安定させることを覚えてしまったんです。
コーチからは、「高い打点で打て」って言われていたんですけど、安定して入る打点をどうしても捨てられなくて、そのままにしてしまったんです。
結局、その時点では、高い打点で打つ必要性が低かったんですね。
とにかくミスを減らしたかったから・・・
さて、高校時代になっても同様に低い打点でなんとかしていくんです。
少しは高い打点で打つこともしてましたが、結局、競った場面や、大事なところでは打点を落として戦っていました。
それでも、まだ、なんとか勝てたんですよね。
大学に入り、国体や全日本学生に出始めた20歳のころ、ようやく高い打点で打てなくては勝てないってことに気がつきます。
サーブを打った後のチャンスボールの決定率が、強いプレーヤーと戦うと著しく低くなるんですね。
それは、打点を落としているからなんです。
それに気付いてからは、ひたすらに高い打点を練習しましたけど、やはり大人になってからは時間がかかったように思います。
今では、結構、得意になりましたけど、打ち方の根本が違っていたことが今になって理解できています。
最近までは、ヘッドを下げてインパクトしているイメージのスイングでした。
これが今では、ヘッドを立ててインパクトするイメージに変わってます。
ここで言いたいのはですね、人は必要に迫られないと、なかなか現状を変えたがらないってことなんです。
コーチがいくら将来的に必要だと教えても、本人がそれが本当に必要だと感じないと、なかなか受け入れないんです。
僕の高い打点もそうですし、今、教えてるジュニアの女の子のバックのグリップもそうですし、多くのジュニアのサーブのグリップもそうです。
「だって、こっちの方が入るもん!!」
おっしゃるとおりです。
そのグリップなら入るでしょう。でも、今はそれで良くても将来、困るんだよ・・・
同じ事を、子どものころに親や先生、コーチに言われました・・・
今は、同じ事を子どもたちに言ってます。
でも、なんとしも、僕はここで踏ん張って、その将来困るってことを理解させようと思います。
でないと、僕と同じ道をたどってしまうから。
2009年08月20日
勝利の鉄則
テニスのシングルスでの試合を冷静に考えてみると、
当たり前ですけど、サーブとフォアでポイントの大半を占めています。
良いサーブが入れば、リターンのコースが甘くなって、そうすると、フォアでしっかりと打つことができてポイントに結びつけることができます。
フェデラーは、このパターンが恐ろしく正確なんですね。
ファーストサーブが良いことはもちろんだし、やっと返しても、フォアでやられてしまう・・・
強いプレーヤーは、このパターンが正確です。
それを避けるために、リターン側はなんとかクロスの深いところ、それが無理ならセンターでもいいから深く入れることでフォアの強打を避けます。
テニスにおいて、お互いのサーブとレシーブを比べれば、勝敗っていうのは、ある程度は見えてきます。
サーブで自分が優位に立てないのであればサービスキープは難しく、ましてそれをし続けるとなると、さらに困難になります。
理想は、自分はサーブで優位に立ち、さらに相手のサーブでは相手優位にさせない。
これが試合に勝つための、当たり前の鉄則です。
まぁ、優位に立っても、決めきれないってことも多々あるんですけどね。
そういう場合はしっかりと打つ練習をひたすらにしないといけないですね。
でないと、サーブが意味をなさないですから。
当たり前ですけど、サーブとフォアでポイントの大半を占めています。
良いサーブが入れば、リターンのコースが甘くなって、そうすると、フォアでしっかりと打つことができてポイントに結びつけることができます。
フェデラーは、このパターンが恐ろしく正確なんですね。
ファーストサーブが良いことはもちろんだし、やっと返しても、フォアでやられてしまう・・・
強いプレーヤーは、このパターンが正確です。
それを避けるために、リターン側はなんとかクロスの深いところ、それが無理ならセンターでもいいから深く入れることでフォアの強打を避けます。
テニスにおいて、お互いのサーブとレシーブを比べれば、勝敗っていうのは、ある程度は見えてきます。
サーブで自分が優位に立てないのであればサービスキープは難しく、ましてそれをし続けるとなると、さらに困難になります。
理想は、自分はサーブで優位に立ち、さらに相手のサーブでは相手優位にさせない。
これが試合に勝つための、当たり前の鉄則です。
まぁ、優位に立っても、決めきれないってことも多々あるんですけどね。
そういう場合はしっかりと打つ練習をひたすらにしないといけないですね。
でないと、サーブが意味をなさないですから。
2008年12月28日
「勝てると思う練習」が必要・・・・
冬休み、一つめのジュニアの試合が終わりました。
結果はさておき、今回は、試合の反省の仕方について考えてみます。
僕自身は、テニスを始めたのが中3と遅かったので、ある程度、考える力がついていたので、最初からある程度、反省はできていたと思うんです。
しかし、小学生の子たちに高度な反省を求めるには、個人の資質によるところが多いように感じます。
それは、日々のテニスノート(毎日つけています)を見ても明らかで、考えられる子はノートの書き方もキチンとしているように感じます。
そして、考え方も重要です。
僕はよく、試合で負けた子に相手が強かったかどうかを聞きます。
「強かった」という子もいれば、「絶対勝てる相手だった」
という子もいます。
実際、強いかどうかなんて、関係ないんです。どういう気持ちで試合をしたかが大事なんです。
「勝てる」という気持ちがないと試合に勝つのは厳しいです。
特に攻めるスタイルの子だとなおさらです。そういう意味では守るスタイルの良いところは、「勝たせてもらえる」ところですね。
正直、「勝てる」という気持ちを作るのは非常に難しいと思います。
そのトーナメントのレベルにもよるでしょうし、どんな練習をしてきたかにもよるでしょうし・・・
ジュニアが「この練習をしていれば勝てる」と思うような練習ができれば理想なんですけど、それもまた難しく、最近、悩んでます。
来年には、
「勝てると思える練習」に力を注いでみようと思います。
結果はさておき、今回は、試合の反省の仕方について考えてみます。
僕自身は、テニスを始めたのが中3と遅かったので、ある程度、考える力がついていたので、最初からある程度、反省はできていたと思うんです。
しかし、小学生の子たちに高度な反省を求めるには、個人の資質によるところが多いように感じます。
それは、日々のテニスノート(毎日つけています)を見ても明らかで、考えられる子はノートの書き方もキチンとしているように感じます。
そして、考え方も重要です。
僕はよく、試合で負けた子に相手が強かったかどうかを聞きます。
「強かった」という子もいれば、「絶対勝てる相手だった」
という子もいます。
実際、強いかどうかなんて、関係ないんです。どういう気持ちで試合をしたかが大事なんです。
「勝てる」という気持ちがないと試合に勝つのは厳しいです。
特に攻めるスタイルの子だとなおさらです。そういう意味では守るスタイルの良いところは、「勝たせてもらえる」ところですね。
正直、「勝てる」という気持ちを作るのは非常に難しいと思います。
そのトーナメントのレベルにもよるでしょうし、どんな練習をしてきたかにもよるでしょうし・・・
ジュニアが「この練習をしていれば勝てる」と思うような練習ができれば理想なんですけど、それもまた難しく、最近、悩んでます。
来年には、
「勝てると思える練習」に力を注いでみようと思います。
2008年10月28日
テニスノートの弊害
最近、うちの強化ジュニアのノートを週に一回チェックすることにしたんですけど、
やっぱりノートはとるべきですね。
言われたことって絶対に忘れてしまうんですよ。
ノートにとることで忘れないとは言いませんが、ノートを見れば思い出すことはできますよね。
そういえば、最近、「ベイビーステップ」っていう、テニスの漫画が週間マガジンで連載中になんですが、
主人公がノートをとりまくります。試合中にまで、とりますからね。
ブラッド・ギルバートも、その著書のなかで試合に持っていくアイテムの中にメモが入っていると言ってました。
僕も、高校生のころからノートをとってました。
ノートをとるのは本当に良い事だと思います。
でもね、正直なところ、ノートをとるだけでは足りないものもあるような気がするんですよね。
それは、感覚的要素。
本来、テニスは、打ち方について考えるスポーツではないです。
どうやって、ポイントを取るかを考えなければならないスポーツなんです。(それもイメージできる方が良いです)
「ノートをとる」ってことは、打ち方を言語化するってことに近いですからね。
あまり感覚的にはならないですよね。
感覚って不確かな要素が多いんだけど、
そこの感覚を研ぎ澄ませることも重要なんだと思うんです。
まぁ、そんなことを言い出すと、テニスのコーチング自体が、一度イメージを言語化してるわけですから、感覚的なものにはならないと思うんですけど・・・。
それでも、自分の打ち方について言語化してしまう癖をつけるとですね、
イメージする力がなくなってしまような気がしてしまうんです。
よく左脳人間と右脳人間の話が出ます。
一般的に右脳人間の方がスポーツ選手に向いているそうです。
左脳は言語で考え、右脳はイメージで考えるそうです。
学校のノートに落書きをしてしまう子は、本来、働かさなければならない脳を間違ってる場合があるそうです。
学校での授業は、左脳を使う訓練がメインです。
ですからノートに落書きしてはいけません。
でもね、テニスの場合は、左脳よりも右脳を刺激するべきなんで、「こんな感じ・・・」って絵が描いてある方がいいんじゃないかとも思うんですよね。
でも、ノートをとることは悪いことではないです。
問題はとり方なんですよ。
僕も勉強不足で、最適なノートのとり方はわからないですけど、なにか良いものがあると思うんで、これから工夫していきたいと思います。
やっぱりノートはとるべきですね。
言われたことって絶対に忘れてしまうんですよ。
ノートにとることで忘れないとは言いませんが、ノートを見れば思い出すことはできますよね。
そういえば、最近、「ベイビーステップ」っていう、テニスの漫画が週間マガジンで連載中になんですが、
主人公がノートをとりまくります。試合中にまで、とりますからね。
ブラッド・ギルバートも、その著書のなかで試合に持っていくアイテムの中にメモが入っていると言ってました。
僕も、高校生のころからノートをとってました。
ノートをとるのは本当に良い事だと思います。
でもね、正直なところ、ノートをとるだけでは足りないものもあるような気がするんですよね。
それは、感覚的要素。
本来、テニスは、打ち方について考えるスポーツではないです。
どうやって、ポイントを取るかを考えなければならないスポーツなんです。(それもイメージできる方が良いです)
「ノートをとる」ってことは、打ち方を言語化するってことに近いですからね。
あまり感覚的にはならないですよね。
感覚って不確かな要素が多いんだけど、
そこの感覚を研ぎ澄ませることも重要なんだと思うんです。
まぁ、そんなことを言い出すと、テニスのコーチング自体が、一度イメージを言語化してるわけですから、感覚的なものにはならないと思うんですけど・・・。
それでも、自分の打ち方について言語化してしまう癖をつけるとですね、
イメージする力がなくなってしまような気がしてしまうんです。
よく左脳人間と右脳人間の話が出ます。
一般的に右脳人間の方がスポーツ選手に向いているそうです。
左脳は言語で考え、右脳はイメージで考えるそうです。
学校のノートに落書きをしてしまう子は、本来、働かさなければならない脳を間違ってる場合があるそうです。
学校での授業は、左脳を使う訓練がメインです。
ですからノートに落書きしてはいけません。
でもね、テニスの場合は、左脳よりも右脳を刺激するべきなんで、「こんな感じ・・・」って絵が描いてある方がいいんじゃないかとも思うんですよね。
でも、ノートをとることは悪いことではないです。
問題はとり方なんですよ。
僕も勉強不足で、最適なノートのとり方はわからないですけど、なにか良いものがあると思うんで、これから工夫していきたいと思います。
2008年08月27日
まずはボール勘
今回はジュニアの話。
コーチそれぞれ主張は違うんですけど、
僕が言いたいのは、テニスでボールを打つためには、まずボールに追いつかないといけないってこと。
どれだけキレイなフォームをしていても、打点に入れていないと意味ないですよね。
だから、まずは打点に入れるフットワークとボール勘が重要だと思うんです。
一般の中級の方でも、上手くボールに入れていない方をよく見かけます。
そういった方に話を伺うと、
「ボールの飛んでくるのが、よくわからない」といわれるんですよね。
つまり、1バウンドしたボールの軌道の予測が正しくできないんです。
それって、すごく大事なことなんですよ。
小さい頃に、幼稚園、小学校のときに、たくさんボールで遊んでいた一部の子どもたちには、自然と身についているものなんですけど、
ふつうにボールで遊ぶことがない子どもたちがテニスを始めるのなら、この1バウンド後の予測につながる
「ボール勘」は、絶対に身に付けなければならないんです。
べつにテニスじゃなくてもいいんですよ。
サッカーでも、キャッチボールでも、なんでも身につくと思います。
ボールで遊ぶことで手に入る能力なんですけど、あるとないとでは、成長の速度が全然、違うんです。
コーチそれぞれ主張は違うんですけど、
僕が言いたいのは、テニスでボールを打つためには、まずボールに追いつかないといけないってこと。
どれだけキレイなフォームをしていても、打点に入れていないと意味ないですよね。
だから、まずは打点に入れるフットワークとボール勘が重要だと思うんです。
一般の中級の方でも、上手くボールに入れていない方をよく見かけます。
そういった方に話を伺うと、
「ボールの飛んでくるのが、よくわからない」といわれるんですよね。
つまり、1バウンドしたボールの軌道の予測が正しくできないんです。
それって、すごく大事なことなんですよ。
小さい頃に、幼稚園、小学校のときに、たくさんボールで遊んでいた一部の子どもたちには、自然と身についているものなんですけど、
ふつうにボールで遊ぶことがない子どもたちがテニスを始めるのなら、この1バウンド後の予測につながる
「ボール勘」は、絶対に身に付けなければならないんです。
べつにテニスじゃなくてもいいんですよ。
サッカーでも、キャッチボールでも、なんでも身につくと思います。
ボールで遊ぶことで手に入る能力なんですけど、あるとないとでは、成長の速度が全然、違うんです。
2008年08月09日
特性と時間
突然ですけど、ナダルって、すごい身体してますよね。
筋肉がハンパなくついてます。
基本的にテニスをやっていても、そんなに筋肉ってつかないんですよね。
ナダルがかなりのフィジカルトレーニングを積んでることは有名な話です。
足も速いし、すごいフットワークをしてます。
まさにアスリート。相当の努力が伺えますよね。
当たり前のことですが、時間というのは、誰でも同じだけの時間しかありません。
1日24時間です。それをどのように使うかで、人生が変わってきます。
何に重点をおいて時間を使うのかをしっかりと計画していないと無駄に時間を費やしてしまいます。
ナダルは強いフィジカルを手に入れることで、それを生かしたテニスを作り上げました。
フェデラーはその類まれなる才能を生かし、美しい技術を身に付けました。
当然、同じ時間を費やしても、成功するものもいれば、失敗するものだっているでしょう。
自分の特性をよく知っていれば、自分にあったものに時間をかけることができます。
ですから、テニスに関わらず自分をよく知っている人間は失敗が少ないように思います。
ちなみに僕は、自分が未だによく分かってないんですよね。
だから、どうしても失敗が多かったり、無駄に時間を浪費したりするんですよね。
なので、せめて僕の教えるジュニアたちには、自分の特性をよく知ってもらいたいと思います。
そのうえで、努力を積んでほしい。そのためには僕もジュニアをもっとよく知る必要がありますね。
やはり、コミニュケーションが大切ですね。
筋肉がハンパなくついてます。
基本的にテニスをやっていても、そんなに筋肉ってつかないんですよね。
ナダルがかなりのフィジカルトレーニングを積んでることは有名な話です。
足も速いし、すごいフットワークをしてます。
まさにアスリート。相当の努力が伺えますよね。
当たり前のことですが、時間というのは、誰でも同じだけの時間しかありません。
1日24時間です。それをどのように使うかで、人生が変わってきます。
何に重点をおいて時間を使うのかをしっかりと計画していないと無駄に時間を費やしてしまいます。
ナダルは強いフィジカルを手に入れることで、それを生かしたテニスを作り上げました。
フェデラーはその類まれなる才能を生かし、美しい技術を身に付けました。
当然、同じ時間を費やしても、成功するものもいれば、失敗するものだっているでしょう。
自分の特性をよく知っていれば、自分にあったものに時間をかけることができます。
ですから、テニスに関わらず自分をよく知っている人間は失敗が少ないように思います。
ちなみに僕は、自分が未だによく分かってないんですよね。
だから、どうしても失敗が多かったり、無駄に時間を浪費したりするんですよね。
なので、せめて僕の教えるジュニアたちには、自分の特性をよく知ってもらいたいと思います。
そのうえで、努力を積んでほしい。そのためには僕もジュニアをもっとよく知る必要がありますね。
やはり、コミニュケーションが大切ですね。
2008年07月30日
ゲームプラン
今日の強化ジュニアは感動でした!!
中三の男の子が、しっかりとしたゲームプランを作ったんです。
「なるほど!!いい作戦だ。」とラリーをしていて感じました。
自分で気付いて、工夫をしたというところがポイントですね。
ホントに目いっぱい褒めておきました。
そして、今度はそれを試合で実践できるかどうかというところが問題ですね。
でも、ゲームプランがはっきりしていると、やることに迷いがでないので、
メンタル的には安定すると思うんですよね。
ま、相手のある話なんで、どうなるかは分からないですけどね。
でも期待してしまうんです。
なんとか勝ってくれないかな~。
試合は8月8日。
楽しみです。
中三の男の子が、しっかりとしたゲームプランを作ったんです。
「なるほど!!いい作戦だ。」とラリーをしていて感じました。
自分で気付いて、工夫をしたというところがポイントですね。
ホントに目いっぱい褒めておきました。
そして、今度はそれを試合で実践できるかどうかというところが問題ですね。
でも、ゲームプランがはっきりしていると、やることに迷いがでないので、
メンタル的には安定すると思うんですよね。
ま、相手のある話なんで、どうなるかは分からないですけどね。
でも期待してしまうんです。
なんとか勝ってくれないかな~。
試合は8月8日。
楽しみです。
2008年07月25日
小学生がシングルス・・・?
夏休みが始まり、うちのジュニアたちの試合が盛りだくさんです。
レッスンでなかなか見に行けないけど、時間が空けば見に行こうと思ってます。
でも、小学生がシングルスの試合に出るってスゴイことだと思いません?
多くのスポーツは、監督がいるしチームメイトもいます。
だから、そんなに寂しいとか、孤独とかは感じないでしょうけど、
テニスのシングルスなんて完全に一人です。
しかも、セルフジャッジだと審判もいないんですよ。
この孤独感は、なかなか子供には厳しいんじゃないかな~。
僕自身は、小学生のころにテニスの試合に出たことはないので、
どんな気持ちで子供達が試合に臨んでいるのかは図りかねるところがありますけど、
試合に出て、なおかつ、勝ちたいと思うなら、
自分一人で物事を成し遂げられるようになっておくことが必要なんだと思うんですよ。
試合でコートに入ってからは、そのほとんどの事柄を自分で決断しなければならないんです。
こんなのって、試合になっていきなりできることではないですよね。
普段から決断する癖をつけたり、できるだけ物事を自分でやる癖をつけたいところです。
そうしたことで、ジュニアは、ただのジュニアではなく、
選手として接していきたいものです。
レッスンでなかなか見に行けないけど、時間が空けば見に行こうと思ってます。
でも、小学生がシングルスの試合に出るってスゴイことだと思いません?
多くのスポーツは、監督がいるしチームメイトもいます。
だから、そんなに寂しいとか、孤独とかは感じないでしょうけど、
テニスのシングルスなんて完全に一人です。
しかも、セルフジャッジだと審判もいないんですよ。
この孤独感は、なかなか子供には厳しいんじゃないかな~。
僕自身は、小学生のころにテニスの試合に出たことはないので、
どんな気持ちで子供達が試合に臨んでいるのかは図りかねるところがありますけど、
試合に出て、なおかつ、勝ちたいと思うなら、
自分一人で物事を成し遂げられるようになっておくことが必要なんだと思うんですよ。
試合でコートに入ってからは、そのほとんどの事柄を自分で決断しなければならないんです。
こんなのって、試合になっていきなりできることではないですよね。
普段から決断する癖をつけたり、できるだけ物事を自分でやる癖をつけたいところです。
そうしたことで、ジュニアは、ただのジュニアではなく、
選手として接していきたいものです。
2008年06月08日
希望なくして、努力なし
昨日の恋のから騒ぎという番組の冒頭で紹介されたんですけど、
「人は希望が無ければ、最大限の努力をすることなどできない」
といったような言葉が紹介されてました。
これは、ホントにその通りだなと思ったんです。
試合をするときでもそうですよね。
最初から勝てないと思っているってことは、そこに希望を見出せていないってこと。
それでは、最大限の努力なんてできないですよね。
試合に出てるジュニアの子が言います。
「○○くんと1回戦で当たる~、最悪・・・」
「前にやったけど、0-6だったもん」
うーん、それでは勝てないよね。
やる前から希望を捨ててしまってますからね。
きっと、最大限の努力には、ほど遠い試合をしてしまうんでしょうね。
どんな最悪な状況でも、コートにいる限りは、なんとか希望を見出さなくてはいけません。
とはいえ、僕だって試合中に諦めてしまったことは何度かあります。
自分より強いな~と感じるプレーヤーに対して、でも俺の方が強いはず!!
と臆せずに向かっていけるメンタル。
非常に大事です。そんなジュニアに育てたいものです。
「人は希望が無ければ、最大限の努力をすることなどできない」
といったような言葉が紹介されてました。
これは、ホントにその通りだなと思ったんです。
試合をするときでもそうですよね。
最初から勝てないと思っているってことは、そこに希望を見出せていないってこと。
それでは、最大限の努力なんてできないですよね。
試合に出てるジュニアの子が言います。
「○○くんと1回戦で当たる~、最悪・・・」
「前にやったけど、0-6だったもん」
うーん、それでは勝てないよね。
やる前から希望を捨ててしまってますからね。
きっと、最大限の努力には、ほど遠い試合をしてしまうんでしょうね。
どんな最悪な状況でも、コートにいる限りは、なんとか希望を見出さなくてはいけません。
とはいえ、僕だって試合中に諦めてしまったことは何度かあります。
自分より強いな~と感じるプレーヤーに対して、でも俺の方が強いはず!!
と臆せずに向かっていけるメンタル。
非常に大事です。そんなジュニアに育てたいものです。
2008年05月31日
ストレッチをして・・・
かなりショックな出来事が・・・
うちのジュニアで、最近、めきめきと力をつけていた子が背中に肉離れを起こしてしまったそうです。
もうすぐ試合、しかも、この試合で一気にブレークしてくれるんじゃないかとも思っていた矢先でした・・・
知らず知らずに無理をさせていたんでしょうか?
他の子たちは大丈夫かな~
もっとストレッチやクールダウンを徹底させなくちゃいけないですね。
結構、口うるさく言ってたんですけどね・・・
やはり子供だから、きちんと見てないとやらないんでしょうか?
でもレッスンの中に組み込んでしまう時間はないから、
コートの外で自主的にやってもらうしかないし。
ちなみに一般的に選手が行うウォーミングアップやストレッチは、
最低でも30分以上はかかってしまうんです。
動的ストレッチから始まって静的ストレッチ、
コーディネーショントレーニングやラダー、怪我をしないための身体作りを考えると、
1時間はトレーニングに費やしたいところなんですけど、
そんなの大学生かプロくらいしか時間とれないです。
とはいえ、怪我をしてもらっては元も子もないわけですから、
もう少し良い方法を考えないといけないのは確かです。
もう一度、レッスンのメニューを見直す必要がありそうです。
うちのジュニアで、最近、めきめきと力をつけていた子が背中に肉離れを起こしてしまったそうです。
もうすぐ試合、しかも、この試合で一気にブレークしてくれるんじゃないかとも思っていた矢先でした・・・
知らず知らずに無理をさせていたんでしょうか?
他の子たちは大丈夫かな~
もっとストレッチやクールダウンを徹底させなくちゃいけないですね。
結構、口うるさく言ってたんですけどね・・・
やはり子供だから、きちんと見てないとやらないんでしょうか?
でもレッスンの中に組み込んでしまう時間はないから、
コートの外で自主的にやってもらうしかないし。
ちなみに一般的に選手が行うウォーミングアップやストレッチは、
最低でも30分以上はかかってしまうんです。
動的ストレッチから始まって静的ストレッチ、
コーディネーショントレーニングやラダー、怪我をしないための身体作りを考えると、
1時間はトレーニングに費やしたいところなんですけど、
そんなの大学生かプロくらいしか時間とれないです。
とはいえ、怪我をしてもらっては元も子もないわけですから、
もう少し良い方法を考えないといけないのは確かです。
もう一度、レッスンのメニューを見直す必要がありそうです。
2008年05月26日
九九とチャンスボール
3×9=27(サンクニジュウシチ)
言わずとしれた九九です。
これって、小学校で絶対に暗記させられますよね。
ま、説明するまでもないですけど、
3+3+3+3+3+3+3+3+3=27ってことです。
九九の良いところは、暗記することによって考えなくていいところです。
いちいち考えないから、すぐに答えが出てきます。
「サンク?」と聞かれたら27と誰しも答えます。
テニスでのチャンスボールも同じなんじゃないかと。
チャンスボールが来たら、迷わずに打ち込む!!
これは小学校の間に心に刷り込んでおくほうがいいと思うんです。
だからジュニアの子達には、攻めることに迷いを感じさせないように、おまじないの言葉を授けてます。
「サンクニジュウシチ チャンスウチヌク」
チャンスは攻める!!
当たり前のことだけど、これが難しいんです。
だから、チャンスボールを叩く反復練習はたくさんしてます。
言わずとしれた九九です。
これって、小学校で絶対に暗記させられますよね。
ま、説明するまでもないですけど、
3+3+3+3+3+3+3+3+3=27ってことです。
九九の良いところは、暗記することによって考えなくていいところです。
いちいち考えないから、すぐに答えが出てきます。
「サンク?」と聞かれたら27と誰しも答えます。
テニスでのチャンスボールも同じなんじゃないかと。
チャンスボールが来たら、迷わずに打ち込む!!
これは小学校の間に心に刷り込んでおくほうがいいと思うんです。
だからジュニアの子達には、攻めることに迷いを感じさせないように、おまじないの言葉を授けてます。
「サンクニジュウシチ チャンスウチヌク」
チャンスは攻める!!
当たり前のことだけど、これが難しいんです。
だから、チャンスボールを叩く反復練習はたくさんしてます。
2008年05月21日
「いいわけ」してもいいわけ!?
すいません。ダジャレから入ってしまいました。
でも、内容はそんなに軽くはないですから。
みなさんは、「いいわけ」って多いほうですか?
僕は割りといいわけが多い人間かもしれません。
そのかわり、他の人のいいわけもできるだけ聞いてあげるようにしています。
たまに聞くに堪えないようなものもありますけど、
できるかぎり聞くように心掛けてます。
人によっては、「いいわけするな!!見苦しい!!」なんて怒ったりするかもしれません。
でもね、「いいわけ」って大事なんですよ。
なぜ、大事かというとですね
「いいわけ」と「負けた理由」が非常に似ているからなんです。
その区別はかなり難しいと思います。
例えば・・・
前日に負けたジュニアに
「なんで負けたの?」って聞いたとします。
すると、ジュニアは
「すごいイレギュラーの多いコートで、全然、はね方が違うんやもん」
と答えます。
「そんなの相手も同じ条件だろ!!いいわけするな!!」
ま、あまりに露骨ですけど、こんな会話なくはないんじゃないかな~
実際にイレギュラーに対応できなかったってのは、負けた理由としては割りと正当なんじゃないかと思うんです。
同じような事例では、風が強いとかね。
どうしても、子供が負けた理由を話すと、いいわけっぽくなるんですね。
実際、僕達、大人であっても、「いいわけ」と「負けた理由」の違いは難しいんですよ。
試合に負けて、「練習不足でさ~」
練習が足りなかったのは、試合に負ける理由としては、かなり大きい理由なんですけど、
「そんなの自分が悪いんじゃん!!いいわけだよ」
ともなりそうな感じです。
いいわけをするなと言う人の理屈はこうです。
上の場合でいえば、
「じゃあ、練習してたら勝てたのかよ」
てな具合。
でも、そんなのやってみなくてはわからないんで、確かめようがないんですけどね。
要は、いいわけを聞いてくれる人は貴重ってことです。
正直、なかなかいないと思いますよ。
最後に一つだけ注意!!
いいわけや負けた理由をどれだけしてもいいですけど、
自分に勝った相手を認めないのは、あまり賢い行為ではないです。
自分にどんな理由があったにせよ、相手が自分に勝った事実は素直に認めないといけないです。
それができないとホントに嫌なやつになってしまいますからね。
でも、内容はそんなに軽くはないですから。
みなさんは、「いいわけ」って多いほうですか?
僕は割りといいわけが多い人間かもしれません。
そのかわり、他の人のいいわけもできるだけ聞いてあげるようにしています。
たまに聞くに堪えないようなものもありますけど、
できるかぎり聞くように心掛けてます。
人によっては、「いいわけするな!!見苦しい!!」なんて怒ったりするかもしれません。
でもね、「いいわけ」って大事なんですよ。
なぜ、大事かというとですね
「いいわけ」と「負けた理由」が非常に似ているからなんです。
その区別はかなり難しいと思います。
例えば・・・
前日に負けたジュニアに
「なんで負けたの?」って聞いたとします。
すると、ジュニアは
「すごいイレギュラーの多いコートで、全然、はね方が違うんやもん」
と答えます。
「そんなの相手も同じ条件だろ!!いいわけするな!!」
ま、あまりに露骨ですけど、こんな会話なくはないんじゃないかな~
実際にイレギュラーに対応できなかったってのは、負けた理由としては割りと正当なんじゃないかと思うんです。
同じような事例では、風が強いとかね。
どうしても、子供が負けた理由を話すと、いいわけっぽくなるんですね。
実際、僕達、大人であっても、「いいわけ」と「負けた理由」の違いは難しいんですよ。
試合に負けて、「練習不足でさ~」
練習が足りなかったのは、試合に負ける理由としては、かなり大きい理由なんですけど、
「そんなの自分が悪いんじゃん!!いいわけだよ」
ともなりそうな感じです。
いいわけをするなと言う人の理屈はこうです。
上の場合でいえば、
「じゃあ、練習してたら勝てたのかよ」
てな具合。
でも、そんなのやってみなくてはわからないんで、確かめようがないんですけどね。
要は、いいわけを聞いてくれる人は貴重ってことです。
正直、なかなかいないと思いますよ。
最後に一つだけ注意!!
いいわけや負けた理由をどれだけしてもいいですけど、
自分に勝った相手を認めないのは、あまり賢い行為ではないです。
自分にどんな理由があったにせよ、相手が自分に勝った事実は素直に認めないといけないです。
それができないとホントに嫌なやつになってしまいますからね。
2008年05月09日
弱気なのに攻める高校生
こんにちは。
昨日の休みで試合の負けが若干リフレッシュできた
ハセガワです。
しかし、かなりのショックでした。
そういえば、一昨日の試合、隣で試合をしていたのは、
大西君という高校生だったんですけど、
その試合のスコアが、
6-4 4-6 7-6(10)で大西くんの勝利。
この大西くん。実は愛知県で一番強い高校生なんです。
で、このファイナルタイブレーク、両者ともにすばらしいボールを打ってました。
要所で二人とも守りに入らないんです。
試合が終わってから話す機会があったので聞いてみました。
僕「あの場面、何を考えてたの?」
大西くん「いやー、かなりチキッてましたよ」
僕「うそー、チキッてたのにあんなに打てる?」
大西くん「チキッてたんで、一発に頼りました」
なんとなんと、チキッてたら一発に頼るんですって。
ちなみに「チキる」は、「チキンハートになる」の略語です。
「緊張して、弱気になる」ってことです。
「弱気だから、守るとミスしそうだった」ってことですね。
すばらしい精神構造です。やはり、選手はこうでなくてはいけませんね。
自分のプレーが不甲斐なくなってしまった瞬間でした。
昨日の休みで試合の負けが若干リフレッシュできた
ハセガワです。
しかし、かなりのショックでした。
そういえば、一昨日の試合、隣で試合をしていたのは、
大西君という高校生だったんですけど、
その試合のスコアが、
6-4 4-6 7-6(10)で大西くんの勝利。
この大西くん。実は愛知県で一番強い高校生なんです。
で、このファイナルタイブレーク、両者ともにすばらしいボールを打ってました。
要所で二人とも守りに入らないんです。
試合が終わってから話す機会があったので聞いてみました。
僕「あの場面、何を考えてたの?」
大西くん「いやー、かなりチキッてましたよ」
僕「うそー、チキッてたのにあんなに打てる?」
大西くん「チキッてたんで、一発に頼りました」
なんとなんと、チキッてたら一発に頼るんですって。
ちなみに「チキる」は、「チキンハートになる」の略語です。
「緊張して、弱気になる」ってことです。
「弱気だから、守るとミスしそうだった」ってことですね。
すばらしい精神構造です。やはり、選手はこうでなくてはいけませんね。
自分のプレーが不甲斐なくなってしまった瞬間でした。
2008年04月07日
「フカイボオルムテキ論」
皆さんは、基本練習ってどう思いますか?
僕は、すごく好きなんですよね。
で、これは、学生のときに感じていたことなんですけど、
うちの大学での練習は、ほとんどが、ライブボールでの練習だったんです。
ライブボールっていうのは、球出しでの練習ではないってことです。
なんで、どちらかというと、守る練習の方が、上達しやすいんです。
「相手に攻めてもらって、それを確実に返球する」といった練習になってました。
でも、それでは、攻めるのが下手くそになってしまいます。
実際、僕もそうなんですけど・・・
チャンスボールを自信を持って確実に叩けるためには、反復練習がモノをいう思うんです。
自分ができないということもあるんですけど、ついつい、チャンスボールを叩く練習を多くしてしまう傾向にあるんですよね。
でも、試合に勝つには、最初は守ったほうが勝てるんです。
試合に勝ちたいから、守る。
みたいな感じにはなってほしくない・・・
そこで、考えたのが、この「フカイボオルムテキ論」
要は、ただがむしゃらに攻めるんではなく、がむしゃらにコートを返すんではなく、
確実にコートの深いところにボールを打っていれば、守りながらにして、攻めることができる。ってことなんです。
当たり前のことなんだけど、
それがみんな、できないんですよね。
しばらく、この練習をメインにジュニアのレッスンをやっていこうと思ってます。
僕は、すごく好きなんですよね。
で、これは、学生のときに感じていたことなんですけど、
うちの大学での練習は、ほとんどが、ライブボールでの練習だったんです。
ライブボールっていうのは、球出しでの練習ではないってことです。
なんで、どちらかというと、守る練習の方が、上達しやすいんです。
「相手に攻めてもらって、それを確実に返球する」といった練習になってました。
でも、それでは、攻めるのが下手くそになってしまいます。
実際、僕もそうなんですけど・・・
チャンスボールを自信を持って確実に叩けるためには、反復練習がモノをいう思うんです。
自分ができないということもあるんですけど、ついつい、チャンスボールを叩く練習を多くしてしまう傾向にあるんですよね。
でも、試合に勝つには、最初は守ったほうが勝てるんです。
試合に勝ちたいから、守る。
みたいな感じにはなってほしくない・・・
そこで、考えたのが、この「フカイボオルムテキ論」
要は、ただがむしゃらに攻めるんではなく、がむしゃらにコートを返すんではなく、
確実にコートの深いところにボールを打っていれば、守りながらにして、攻めることができる。ってことなんです。
当たり前のことなんだけど、
それがみんな、できないんですよね。
しばらく、この練習をメインにジュニアのレッスンをやっていこうと思ってます。
2008年04月04日
子供の上達意欲
この間のお子さんのテニスの上達方法に悩んでおられるお母さんからコメントをいただいたんですけど、
その話題を、僕のしょうもない昔話を混ぜながら書いてみます。
上達するには練習しかないんですけど、
どんな風に練習すれば上達できるのかを工夫することが大切なんじゃないかと思うんですよね。
僕の場合は、「上達したい」って衝動が中3の時にきました。
それは、中学のソフトテニスの部活を引退して、硬式へと変わる時だったんです。
まず、貯めてたお年玉を使って、1本のラケットとテニスの本を手当たり次第に買いました。
たくさんの荷物を抱えて帰ったら、母にアホ扱いされたことを覚えてます(笑)
そこからは、文字通り「テニス馬鹿」
日が暮れる前は、壁打ちやサーブ練習して、日が暮れてもテニスがしたくて、
コタツの机板を外して押入れに貼り付けて、家の中でボレーの壁打ちしたり・・・
(もちろん、怒られましたけど・・・)
雨の日に練習したくて、近くの大型スーパーの立体駐車場の中で壁打ちしたり・・・
(もちろん、警備員さんがきました)
近所の市営のコートで朝早くにサーブ練習をしてたら、
「うるさい!!」って、知らないオジサンに怒られたりもしました。
ホント、いっぱいアホをしましたよ。
で、我流では、限界があると思って、スクールに通うことにしたんですけど、
スクールも自分で探して、自分で調べました。
今にして思えば、すごい行動力だったと我ながら思います。
でも、本当にすごいのは僕の親なんですよね。
この話は、ちょうど中3の夏が過ぎての話ですから、
本来なら塾とかに通わなければならないところだったんですけど、
塾じゃなくてテニススクールに通わせてくれたんです。
僕は時々思うんです。
あれが、スクールではなく、塾に行かされてたら、僕の人生はどうなっていたのかな~って。
もしかしたら、どこかで勉強に目覚めて、今頃は政治家にでもなってたかも(笑)
ま、それは絶対にないな~。
子供の上達への意欲は大切で貴重なもの。
ただ、それを生かしてあげることができるのは、周りにいる大人なんですよね。
それを十分に生かせる大人、コーチになりたいものですね。
その話題を、僕のしょうもない昔話を混ぜながら書いてみます。
上達するには練習しかないんですけど、
どんな風に練習すれば上達できるのかを工夫することが大切なんじゃないかと思うんですよね。
僕の場合は、「上達したい」って衝動が中3の時にきました。
それは、中学のソフトテニスの部活を引退して、硬式へと変わる時だったんです。
まず、貯めてたお年玉を使って、1本のラケットとテニスの本を手当たり次第に買いました。
たくさんの荷物を抱えて帰ったら、母にアホ扱いされたことを覚えてます(笑)
そこからは、文字通り「テニス馬鹿」
日が暮れる前は、壁打ちやサーブ練習して、日が暮れてもテニスがしたくて、
コタツの机板を外して押入れに貼り付けて、家の中でボレーの壁打ちしたり・・・
(もちろん、怒られましたけど・・・)
雨の日に練習したくて、近くの大型スーパーの立体駐車場の中で壁打ちしたり・・・
(もちろん、警備員さんがきました)
近所の市営のコートで朝早くにサーブ練習をしてたら、
「うるさい!!」って、知らないオジサンに怒られたりもしました。
ホント、いっぱいアホをしましたよ。
で、我流では、限界があると思って、スクールに通うことにしたんですけど、
スクールも自分で探して、自分で調べました。
今にして思えば、すごい行動力だったと我ながら思います。
でも、本当にすごいのは僕の親なんですよね。
この話は、ちょうど中3の夏が過ぎての話ですから、
本来なら塾とかに通わなければならないところだったんですけど、
塾じゃなくてテニススクールに通わせてくれたんです。
僕は時々思うんです。
あれが、スクールではなく、塾に行かされてたら、僕の人生はどうなっていたのかな~って。
もしかしたら、どこかで勉強に目覚めて、今頃は政治家にでもなってたかも(笑)
ま、それは絶対にないな~。
子供の上達への意欲は大切で貴重なもの。
ただ、それを生かしてあげることができるのは、周りにいる大人なんですよね。
それを十分に生かせる大人、コーチになりたいものですね。
2008年03月31日
テニスを楽しむ才能
いやー、テニスはホントに楽しい!!
レッスンも、練習も、試合も、全部、楽しいです。
テニスを始めてから、15年くらい経ちますけど、
今まで、テニスがイヤになったことって、あんまり、ないんですよね。
だから、テニスが嫌になった人の気持ちがよく分からないんです。
ジュニア時代にテニスをやりすぎて、ラケットを見るのもイヤって人、割といます。
僕自身が、そんなにスパルタな環境を経験していないからイヤになってないんでしょう。
だから、たまにジュニアを叱った時に、
「これでテニスが嫌いになってしまったらどうしよう?」
と思うことがあります。
そんな中、昨日の強化ジュニアのレッスンを見てたら、ホントに楽しそうにテニスをしてました。
まず、楽しいと思わないと上達は難しいですよね。
嫌々、やっても上達しないです。
だから僕は、子供にテニスの楽しさを伝えないといけないんだと、感じました。
「楽しそうにテニスをする」
それが出来ている子供は、それだけでも、すごい事なんですよ!!
レッスンも、練習も、試合も、全部、楽しいです。
テニスを始めてから、15年くらい経ちますけど、
今まで、テニスがイヤになったことって、あんまり、ないんですよね。
だから、テニスが嫌になった人の気持ちがよく分からないんです。
ジュニア時代にテニスをやりすぎて、ラケットを見るのもイヤって人、割といます。
僕自身が、そんなにスパルタな環境を経験していないからイヤになってないんでしょう。
だから、たまにジュニアを叱った時に、
「これでテニスが嫌いになってしまったらどうしよう?」
と思うことがあります。
そんな中、昨日の強化ジュニアのレッスンを見てたら、ホントに楽しそうにテニスをしてました。
まず、楽しいと思わないと上達は難しいですよね。
嫌々、やっても上達しないです。
だから僕は、子供にテニスの楽しさを伝えないといけないんだと、感じました。
「楽しそうにテニスをする」
それが出来ている子供は、それだけでも、すごい事なんですよ!!
2008年03月28日
ジュニアの予測
2日ぶりの更新です。
毎日、更新をしようとは、思うんですけど、なかなか難しいです。ハイ。
で、今回のお話は、
愛知県小学生大会の話です。
うちの強化ジュニアの子たちが試合に出場してきたんですけど、
あまり結果は良くなかったようで・・・
子供たちの試合後には、いつも、練習メニューに悩むんですよ。
もしかして、無駄な努力をさせてるんじゃないかって・・・
子供たちも、試合で勝ちたいから練習に来てるハズだから、
勝てない理由の全てを自分の生徒のせいには、できないですよね。
もっと、練習の効率を上げることが出来るハズ。
そう思って、いろいろ考えるんですけどね。
で、今、悩んでいるのは、子供たちの予測の悪さ。
1面でのラリーに慣れていないからなのか、どうしても、出だしが遅いんです。
攻めるにしても、守るにしても、最初の1歩が速いのは、かなり有利になりますからね。
とりあえず、今回は、予測の重要性を理解してもらおうかと思います。
毎日、更新をしようとは、思うんですけど、なかなか難しいです。ハイ。
で、今回のお話は、
愛知県小学生大会の話です。
うちの強化ジュニアの子たちが試合に出場してきたんですけど、
あまり結果は良くなかったようで・・・
子供たちの試合後には、いつも、練習メニューに悩むんですよ。
もしかして、無駄な努力をさせてるんじゃないかって・・・
子供たちも、試合で勝ちたいから練習に来てるハズだから、
勝てない理由の全てを自分の生徒のせいには、できないですよね。
もっと、練習の効率を上げることが出来るハズ。
そう思って、いろいろ考えるんですけどね。
で、今、悩んでいるのは、子供たちの予測の悪さ。
1面でのラリーに慣れていないからなのか、どうしても、出だしが遅いんです。
攻めるにしても、守るにしても、最初の1歩が速いのは、かなり有利になりますからね。
とりあえず、今回は、予測の重要性を理解してもらおうかと思います。
2008年01月19日
プレッシャーに打ち勝とう!!
昨日のジュニアの話です。
前回のブログにも書きましたけど、
「人は何かを失うことにプレッシャーを感じるんじゃないか」
ということで、レッスンでのゲーム形式を加点式ではなく、減点式でやってみたんです。
そうすると、やはり緊張感が増しましたね。
かわりにものすご~く消極的になってしまいました・・・。
うーん、なんか違うんですよね。
たしかに、緊張感が欲しかったんですけど、消極的にはなってほしくなかった。
僕としては、緊張した場面でも思い切って欲しいんですよね。
緊張した場面は作りだすことが出来たんで、
後は、それをどうやって乗り越えてもらうのかが課題です。
どんなにプレッシャーがかかった場面であっても、
攻めたほうがいいんだということを実感できる練習をしたいですね。
前回のブログにも書きましたけど、
「人は何かを失うことにプレッシャーを感じるんじゃないか」
ということで、レッスンでのゲーム形式を加点式ではなく、減点式でやってみたんです。
そうすると、やはり緊張感が増しましたね。
かわりにものすご~く消極的になってしまいました・・・。
うーん、なんか違うんですよね。
たしかに、緊張感が欲しかったんですけど、消極的にはなってほしくなかった。
僕としては、緊張した場面でも思い切って欲しいんですよね。
緊張した場面は作りだすことが出来たんで、
後は、それをどうやって乗り越えてもらうのかが課題です。
どんなにプレッシャーがかかった場面であっても、
攻めたほうがいいんだということを実感できる練習をしたいですね。
2008年01月18日
本当の試合ってなんだろ!?
本当の試合ってなんだろう。
って、思ってしまったので、たらたら綴ってみます。
試合とは、元来「試し合い」のことであって、本番ではないことを意味します。
では、本番とは何かと言えば、昔の日本なら命のやりとりです。
斬った、斬られたの時代のお話になってしまうんです。
それは、英語でも同じです。試合のことは、a match a game などで表され、
決して、a duel のような「決闘」とは一線を画しているんですよね。
もしも、お互いの命を賭けてテニスをしたならば、それは試合ではなく決闘といえるんです。
それがスポーツの位置づけってものなんです。
それは、失うものが無いことが大前提なんです。
試合で負けたからといって、かけがえの無いモノを失うようなことがあってはならないというのが、
スポーツ倫理というものです。
つまり、スポーツである以上、
試合で商品、賞金のように得るものはあっても、失うものはあってはならないんですよ。
でもね、勘の良い方なら、もう気づいているかもしれませんけど、
試合に負けると結構、いろんなモノを失います。
まずは、時間。
もしも、インターハイに行くことが目標で、最後のインターハイ予選で負けてしまったら、
今まで、そのために練習してきたことが無になるんじゃないかと感じてしまう。
実際は、そのための努力や、頑張りは無駄にはならないんですけれど、
ある種の喪失感を感じずにいられないんですよね。
トッププロになると、負けてばかりいると、スポンサーとの契約を切られてしまったりなんかもあります。
シードダウンだって怖いでしょうし、なにより、ランクが下がるのは怖いでしょう。
観客が多い試合で、無様に負けてしまったら、恥ずかしいと感じるかもしれない。
それは、すなわち名誉を失うに等しいわけで・・・
結局、何かを失うわけですから、かぎりなく本番に近い気がします。
だから、こういった失うものがあると感じる状態での試合こそが、本当の試合であって、
失うものが何もない状態での試合なんて、どんなに大きな大会であっても、
本当の試合とはいえないじゃないかと思うわけですよ。
って、思ってしまったので、たらたら綴ってみます。
試合とは、元来「試し合い」のことであって、本番ではないことを意味します。
では、本番とは何かと言えば、昔の日本なら命のやりとりです。
斬った、斬られたの時代のお話になってしまうんです。
それは、英語でも同じです。試合のことは、a match a game などで表され、
決して、a duel のような「決闘」とは一線を画しているんですよね。
もしも、お互いの命を賭けてテニスをしたならば、それは試合ではなく決闘といえるんです。
それがスポーツの位置づけってものなんです。
それは、失うものが無いことが大前提なんです。
試合で負けたからといって、かけがえの無いモノを失うようなことがあってはならないというのが、
スポーツ倫理というものです。
つまり、スポーツである以上、
試合で商品、賞金のように得るものはあっても、失うものはあってはならないんですよ。
でもね、勘の良い方なら、もう気づいているかもしれませんけど、
試合に負けると結構、いろんなモノを失います。
まずは、時間。
もしも、インターハイに行くことが目標で、最後のインターハイ予選で負けてしまったら、
今まで、そのために練習してきたことが無になるんじゃないかと感じてしまう。
実際は、そのための努力や、頑張りは無駄にはならないんですけれど、
ある種の喪失感を感じずにいられないんですよね。
トッププロになると、負けてばかりいると、スポンサーとの契約を切られてしまったりなんかもあります。
シードダウンだって怖いでしょうし、なにより、ランクが下がるのは怖いでしょう。
観客が多い試合で、無様に負けてしまったら、恥ずかしいと感じるかもしれない。
それは、すなわち名誉を失うに等しいわけで・・・
結局、何かを失うわけですから、かぎりなく本番に近い気がします。
だから、こういった失うものがあると感じる状態での試合こそが、本当の試合であって、
失うものが何もない状態での試合なんて、どんなに大きな大会であっても、
本当の試合とはいえないじゃないかと思うわけですよ。
2008年01月15日
無理を可能に!!
昨日も担当コーチと1ゲーム先取してもらいました。
ただし、今度のは現役の大学生の体育会。
サーブが速くて、子供たちが無理だよ~っていうのも分からなくはないんですけど。
違うんだな。子供たち。
今の段階から、試合中に、無理なことを可能にする努力をしておかなければならないんです。
初めて試合する人のサービスなんて、どんなサーブを打ってくるか分からないんですよ。
常々、練習してきたサービスが飛んでくるワケないんだから。
テニスは対応力がモノを言うんです。
無理なことに対して、どれだけ工夫をすることができるかが重要なんですね。
しばらくは、この状態で練習して、誰がどんな工夫をしてくるのか楽しみです。
ただし、今度のは現役の大学生の体育会。
サーブが速くて、子供たちが無理だよ~っていうのも分からなくはないんですけど。
違うんだな。子供たち。
今の段階から、試合中に、無理なことを可能にする努力をしておかなければならないんです。
初めて試合する人のサービスなんて、どんなサーブを打ってくるか分からないんですよ。
常々、練習してきたサービスが飛んでくるワケないんだから。
テニスは対応力がモノを言うんです。
無理なことに対して、どれだけ工夫をすることができるかが重要なんですね。
しばらくは、この状態で練習して、誰がどんな工夫をしてくるのか楽しみです。
2008年01月14日
強い人に向かっていけ!!
これは、昨日の話。
強化クラスの中学生を中心に、パワーのある小学生を混ぜて、中久保コーチと1ゲーム先取を回しました。
狙いは、自分よりも強い相手に対しての気持ちの持ち方を学んでほしかったんです。
ちなみに、ずっと中久保コーチのサービスゲーム。
一人3~4試合したけど、誰も1ゲームを取れず・・・
中久保コーチには、まだ余裕すらありました。
結局、ジュニアたちは中久保コーチを追い詰めることすらできなかったってことですよ。
それよりも、気になるのは、負けたあとのジュニアの態度ですかね。
もう少し悔しがってほしかった・・・
余談ですけど、水泳の北島こうすけは、小学生のときにオリンピック選手と泳ぐ機会があったそうで、
そのオリンピック選手に手加減されて負けたことがかなり悔しかったそうです。
オリンピック選手に負けて悔しがる小学生。担当コーチに負けて悔しがらない強化ジュニア。
なんなんでしょう!?この差は!!
負けず嫌いも才能ってことですかね。
でも、いいところも結構あったんです。
最近の練習では、どうやってショットを使うか?打ち方ではなく、使い方の練習をしていたんですけど、
そのあたりは、理解できてきたかなとは思いました。
にしても、もっと、精神的に強くなってほしいです。
自分よりも強そうな人とやっていても、最後は自分が勝つんだ!!
って、無条件に信じられる選手になってほしいですけどね~。
結局、自分が勝つってことを信じられる子が強くなると思うわけですよ。
でも、こればっかりは言って聞かせるしかないんでしょうね。
強化クラスの中学生を中心に、パワーのある小学生を混ぜて、中久保コーチと1ゲーム先取を回しました。
狙いは、自分よりも強い相手に対しての気持ちの持ち方を学んでほしかったんです。
ちなみに、ずっと中久保コーチのサービスゲーム。
一人3~4試合したけど、誰も1ゲームを取れず・・・
中久保コーチには、まだ余裕すらありました。
結局、ジュニアたちは中久保コーチを追い詰めることすらできなかったってことですよ。
それよりも、気になるのは、負けたあとのジュニアの態度ですかね。
もう少し悔しがってほしかった・・・
余談ですけど、水泳の北島こうすけは、小学生のときにオリンピック選手と泳ぐ機会があったそうで、
そのオリンピック選手に手加減されて負けたことがかなり悔しかったそうです。
オリンピック選手に負けて悔しがる小学生。担当コーチに負けて悔しがらない強化ジュニア。
なんなんでしょう!?この差は!!
負けず嫌いも才能ってことですかね。
でも、いいところも結構あったんです。
最近の練習では、どうやってショットを使うか?打ち方ではなく、使い方の練習をしていたんですけど、
そのあたりは、理解できてきたかなとは思いました。
にしても、もっと、精神的に強くなってほしいです。
自分よりも強そうな人とやっていても、最後は自分が勝つんだ!!
って、無条件に信じられる選手になってほしいですけどね~。
結局、自分が勝つってことを信じられる子が強くなると思うわけですよ。
でも、こればっかりは言って聞かせるしかないんでしょうね。
2008年01月05日
狙って打つ!!
さて、今回はジュニアのレッスンでのアドバイスについて、綴ってみたいと思います。
今日のレッスンでは、狙って打つということを伝えたつもりです。
ジュニアや初心者の方って、ボールしか見ない傾向があって、
そのせいでボールにラケットを当てることはできるんだけど、それだけではコントロールができないんですね。
ですから、狙って打つということを覚えなくてはならないんです。
じつは、ある程度、打ちたいところを認識しないと、そこにはボールを飛ばせないんです。
ボールを追いかけながらボールだけでなく、打ちたいコースも認識しなければならないんですね。
それは、意識的にしようとすると難しいんですけど、
みなさんは、ここを無意識に練習しているんですよ。
ストローク練習の時には、必ずコーンが置いてありますよね。
あれは、狙って打つということを意識付けるために置いてあるんですよ。
ですから、球出しのときには、自然と狙って打つということが身についているはずなんです。
ところが、ラリーやゲーム練習になると、とたんにそれができなくなってしまう・・・
コーンが無いと狙うところが分からないんですね。
ですから、ジュニアの子たちには、狙うべき場所を教えてあげるんですよ。
この場面では、ここにボールを打ったほうが良いよ。
てな、具合に。
そうすると、ラリーの中でも、狙うべき場所を見るようになるんですね。
で、今度は、それを見すぎて、ボールを見れなくなってミスが増えたりするんです・・・
そんなことを繰り返しながら、ジュニアたちは成長していくんです。
今日のレッスンでは、狙って打つということを伝えたつもりです。
ジュニアや初心者の方って、ボールしか見ない傾向があって、
そのせいでボールにラケットを当てることはできるんだけど、それだけではコントロールができないんですね。
ですから、狙って打つということを覚えなくてはならないんです。
じつは、ある程度、打ちたいところを認識しないと、そこにはボールを飛ばせないんです。
ボールを追いかけながらボールだけでなく、打ちたいコースも認識しなければならないんですね。
それは、意識的にしようとすると難しいんですけど、
みなさんは、ここを無意識に練習しているんですよ。
ストローク練習の時には、必ずコーンが置いてありますよね。
あれは、狙って打つということを意識付けるために置いてあるんですよ。
ですから、球出しのときには、自然と狙って打つということが身についているはずなんです。
ところが、ラリーやゲーム練習になると、とたんにそれができなくなってしまう・・・
コーンが無いと狙うところが分からないんですね。
ですから、ジュニアの子たちには、狙うべき場所を教えてあげるんですよ。
この場面では、ここにボールを打ったほうが良いよ。
てな、具合に。
そうすると、ラリーの中でも、狙うべき場所を見るようになるんですね。
で、今度は、それを見すぎて、ボールを見れなくなってミスが増えたりするんです・・・
そんなことを繰り返しながら、ジュニアたちは成長していくんです。
2007年12月14日
エンドレスゲーム
さて今回は、今日のジュニアのレッスンでの話。
最近、ジュニアのレッスンでは「エンドレスゲーム」がマイブーム!
この練習が、すごく面白いんですよ!
屋代コーチに教えてもらったんですけど、
競ったゲームをモノにするためには、ピッタリの練習です。
ルールは簡単、デュースからの1ゲームマッチを、
コーチの球出しからスタート。
ただし、アドバンテージを取られてしまった方には
チャンスボールの球出しになります。
ですからチャンスボールさえ決めていれば、
負けはしないんですよ。
普段、ラリーを上手にしているジュニアでも、
簡単なボールが逆に決めにくいんでしょうね。
割合、簡単に勝敗が決まってしまいます。
本来、そんなに簡単には勝敗がついてはいけないんですけど・・・
そんな中、やっぱり目立つ子は目立ちますね。
チャンスボールを入れたいからって、中途半端なミスは絶対にしない。
勝つためには攻めることだということを感じさせてくれます。
最近、ジュニアのレッスンでは「エンドレスゲーム」がマイブーム!
この練習が、すごく面白いんですよ!
屋代コーチに教えてもらったんですけど、
競ったゲームをモノにするためには、ピッタリの練習です。
ルールは簡単、デュースからの1ゲームマッチを、
コーチの球出しからスタート。
ただし、アドバンテージを取られてしまった方には
チャンスボールの球出しになります。
ですからチャンスボールさえ決めていれば、
負けはしないんですよ。
普段、ラリーを上手にしているジュニアでも、
簡単なボールが逆に決めにくいんでしょうね。
割合、簡単に勝敗が決まってしまいます。
本来、そんなに簡単には勝敗がついてはいけないんですけど・・・
そんな中、やっぱり目立つ子は目立ちますね。
チャンスボールを入れたいからって、中途半端なミスは絶対にしない。
勝つためには攻めることだということを感じさせてくれます。
2007年12月10日
上達するジュニア
今回は僕の考える成長しそうなジュニアの特徴を!
こないだから短期間で成長するには性格が大切という話を書いたんですけど、
やはり、伸びないジュニアの性格っていうのは分かる気がします!
僕が思うのは、
「物事にこだわりがない子」
はダメな気がします。
こだわりがないのは、言い換えれば「なんでもいい」って事なんですよね。
テニスは1球1球が決断の連続です。
「なんでもいい」で慣れてしまった子は重大な決断ができなくなってしまうような気がします。
だから僕は、できるだけ、どうしたいのかを言わせるようにしてます。
あと「キチンとしていない子」。
この子もいけません。
「大体」「適当」では限界があります。
最終的に選手になるって事は、自分のコンディションを管理しなければならないんです。
ウェイトトレーニングをするにしても、計画通りに実行しないと効果無かったり、ケガしたりしますからね。
そういう部分は、なかなかコート上では指導しきれないんですよね!
こないだから短期間で成長するには性格が大切という話を書いたんですけど、
やはり、伸びないジュニアの性格っていうのは分かる気がします!
僕が思うのは、
「物事にこだわりがない子」
はダメな気がします。
こだわりがないのは、言い換えれば「なんでもいい」って事なんですよね。
テニスは1球1球が決断の連続です。
「なんでもいい」で慣れてしまった子は重大な決断ができなくなってしまうような気がします。
だから僕は、できるだけ、どうしたいのかを言わせるようにしてます。
あと「キチンとしていない子」。
この子もいけません。
「大体」「適当」では限界があります。
最終的に選手になるって事は、自分のコンディションを管理しなければならないんです。
ウェイトトレーニングをするにしても、計画通りに実行しないと効果無かったり、ケガしたりしますからね。
そういう部分は、なかなかコート上では指導しきれないんですよね!
2007年12月08日
人は短期間でどこまで上達できるのか?
昨日、ブログを書いてから、社長と話をしていたんですけど、
本人の能力もだけど、性格も重要という結論でした。
僕たち、教える側としても、やる気が続かないなら教えるのもしんどいですからね。
よく、やる気を起こさせるのもコーチの仕事と言われますけど、そこに時間を費やしていると、上達の妨げになると思うんですよ。
だから、最初から最後までモチベーションが下がらないような性格の子が良いですね。
じゃあ、こういうのはどうでしょう!?
中学卒業したばかりのテニス未経験者を集めて、いきなり大会をするんです。
ここで、微妙なのはソフトテニスをどうするかなんですけど、今回はテニス経験者扱いにしときます。
僕も中学でソフトテニスやってたから分かるんですけど、
あれは、やはりテニスですよ。
道具が違うだけですからね。
てことで、テニス未経験者のテニス大会を開催すると、優勝するのは、やはり能力の高い人でしょ。
で、その試合の上位ベスト8くらいから、性格も含めて選抜して、一人選んで、その子を特訓する!!
これなら、問題ない。
これを毎年やっていたら、何十年かに一人くらい、インターハイベスト8に入れるような天才が発掘できるかも・・・
でも、インターハイベスト8って、すごくレベル高いですからね。
かなり強いですよ。
僕は正直、勝てる気がしないですもん。
てことは、最低でも、始めて3ヶ月で僕に勝ってもらわないといけません。
始めて3ヶ月の高校生にテニスで負けるのかぁ~。
イヤすぎる・・・。
でも、そう考えるとイメージがしやすいですね。
まずロングラリーになったら、3ヶ月の子には負けない自信があります。
経験の差が出てしまうんでしょうね。だから、ストローク戦は却下。
やはりサービスダッシュでしょ。
リターンも、とりあえず前に詰めてボレー。
これで押し切る。
それが一番可能性アリかと思います。
本人の能力もだけど、性格も重要という結論でした。
僕たち、教える側としても、やる気が続かないなら教えるのもしんどいですからね。
よく、やる気を起こさせるのもコーチの仕事と言われますけど、そこに時間を費やしていると、上達の妨げになると思うんですよ。
だから、最初から最後までモチベーションが下がらないような性格の子が良いですね。
じゃあ、こういうのはどうでしょう!?
中学卒業したばかりのテニス未経験者を集めて、いきなり大会をするんです。
ここで、微妙なのはソフトテニスをどうするかなんですけど、今回はテニス経験者扱いにしときます。
僕も中学でソフトテニスやってたから分かるんですけど、
あれは、やはりテニスですよ。
道具が違うだけですからね。
てことで、テニス未経験者のテニス大会を開催すると、優勝するのは、やはり能力の高い人でしょ。
で、その試合の上位ベスト8くらいから、性格も含めて選抜して、一人選んで、その子を特訓する!!
これなら、問題ない。
これを毎年やっていたら、何十年かに一人くらい、インターハイベスト8に入れるような天才が発掘できるかも・・・
でも、インターハイベスト8って、すごくレベル高いですからね。
かなり強いですよ。
僕は正直、勝てる気がしないですもん。
てことは、最低でも、始めて3ヶ月で僕に勝ってもらわないといけません。
始めて3ヶ月の高校生にテニスで負けるのかぁ~。
イヤすぎる・・・。
でも、そう考えるとイメージがしやすいですね。
まずロングラリーになったら、3ヶ月の子には負けない自信があります。
経験の差が出てしまうんでしょうね。だから、ストローク戦は却下。
やはりサービスダッシュでしょ。
リターンも、とりあえず前に詰めてボレー。
これで押し切る。
それが一番可能性アリかと思います。
2007年12月07日
人は短期間でどこまで上達できるのか?
まずは、何をもって上達とするのかが分かりにくいんで、
とりあえず、どこまで勝てるのかを考えてみましょう。
さきほど、社長にその話をしてみたら、結構、勝ってる人はいるみたいですね。
社長の先輩に、中学時代はかなりの不良で喧嘩ばかりしていた人が、高校からテニス部に。
その年の新人戦で優勝してしまったとか・・・。
スゴイ話です。
でも、それができるなら、
テニスを始めて、3ヶ月でインターハイベスト8とかは?
てことで、テニスを始めて3ヶ月で、インターハイベスト8!!
を目標にしてみましょう。
例えば、1ヶ月間、1日10時間、コーチとマンツーマンで練習すれば、かなり上手くなりそうでしょ?
でも、その人の基礎体力も、かなり影響するだろうし、
それこそ能力によるんでしょう。
すごく上達する人もいれば、全然、上達しない人もいるんでしょうね。
てことは、その人の能力も考慮しなければならないってことですよね。
中学時代に野球をやっていて、基礎体力やボール勘がすでに備わっている人と、
まったく、なにもしていない人だったら比べるまでもないですもんね。
やはり、なんのバックボーンも無しで、いきなり上達はありえないですね。
じゃあ、どんなことをしてきた人がテニスで急激に上達するんでしょうか?
喧嘩に明け暮れてるのも悪くないように感じますね。
喧嘩ですら、バックホーンになりうるんですから、運動であればなんでもいいと思うんですけど・・・
てことで、みなさんに質問です!!
みなさんの周りで急激に上達した人がいると思うんです。
聞いた話でもいいです。
その人がテニスの前に何をしていたのかを教えてくださいませ。
とりあえず、どこまで勝てるのかを考えてみましょう。
さきほど、社長にその話をしてみたら、結構、勝ってる人はいるみたいですね。
社長の先輩に、中学時代はかなりの不良で喧嘩ばかりしていた人が、高校からテニス部に。
その年の新人戦で優勝してしまったとか・・・。
スゴイ話です。
でも、それができるなら、
テニスを始めて、3ヶ月でインターハイベスト8とかは?
てことで、テニスを始めて3ヶ月で、インターハイベスト8!!
を目標にしてみましょう。
例えば、1ヶ月間、1日10時間、コーチとマンツーマンで練習すれば、かなり上手くなりそうでしょ?
でも、その人の基礎体力も、かなり影響するだろうし、
それこそ能力によるんでしょう。
すごく上達する人もいれば、全然、上達しない人もいるんでしょうね。
てことは、その人の能力も考慮しなければならないってことですよね。
中学時代に野球をやっていて、基礎体力やボール勘がすでに備わっている人と、
まったく、なにもしていない人だったら比べるまでもないですもんね。
やはり、なんのバックボーンも無しで、いきなり上達はありえないですね。
じゃあ、どんなことをしてきた人がテニスで急激に上達するんでしょうか?
喧嘩に明け暮れてるのも悪くないように感じますね。
喧嘩ですら、バックホーンになりうるんですから、運動であればなんでもいいと思うんですけど・・・
てことで、みなさんに質問です!!
みなさんの周りで急激に上達した人がいると思うんです。
聞いた話でもいいです。
その人がテニスの前に何をしていたのかを教えてくださいませ。
2007年12月07日
短期間に上達できる?
この前、うちの社長が、「スラムダンク」っていうバスケットボールの話をblogに書いてました。
僕も無性に読みたくなって、昨日、読破。
内容は、高校に入ってバスケを始めた主人公が、インターハイに出て大活躍!
簡単に言うとそんな感じなんです。
全31巻なんですけど、作中では5ヶ月くらいしか経たないんですね。
つまり主人公はバスケを始めて3ヶ月たらずで、インターハイに出場します。
チームメイトに恵まれたこともありますけど、改めて考えるとスゲー話です。
ま、マンガなんですけどね。
でね、読んでて思ったことがあって、
それは実際、現実的に人は短期間にどれだけ上達することができるんだろうか?
って事。
もちろん、バスケではなく、テニスで。
てことで、そんなことを次回からも綴ってみます。
僕も無性に読みたくなって、昨日、読破。
内容は、高校に入ってバスケを始めた主人公が、インターハイに出て大活躍!
簡単に言うとそんな感じなんです。
全31巻なんですけど、作中では5ヶ月くらいしか経たないんですね。
つまり主人公はバスケを始めて3ヶ月たらずで、インターハイに出場します。
チームメイトに恵まれたこともありますけど、改めて考えるとスゲー話です。
ま、マンガなんですけどね。
でね、読んでて思ったことがあって、
それは実際、現実的に人は短期間にどれだけ上達することができるんだろうか?
って事。
もちろん、バスケではなく、テニスで。
てことで、そんなことを次回からも綴ってみます。
2007年12月02日
Jrのセルフジャッジ
今回は、今日のジュニアの練習試合の感想をふまえて、綴ってみようかと・・・
今日、試合をしたのは、全員、小学生なんですけど、
みんな、一生懸命に試合をしていましたね。
小2のS子と、小5のY太。
小3のS佑と、小5のR。
4ゲーム先取のノーアドバンテージ。
両試合とも、3-3までもつれる混戦で、なかなか面白い試合でした。
結果は微妙な差でついてしまいましたけど、
どれも内容のある試合で、全員、何かしらプラスになることがあったと思います。
でね、感心したのが、Rのジャッジ。
最終ゲーム、40-40になって、この1ポイントで勝敗が決まるという場面。
若干、長めのラリーのあと、Rがネットをとったんです!
で、つかさず、S佑がロブ。
Rは届かず!
そして、ロブが、わずかにベースラインをかすめたんです。
一瞬、間があってから、肩を落とすR。
アウトって、言ってればRの勝ちなんだけど、彼は、そこをインにしたんですね。
正直、アウトって言っても、
コーチは、怒れないくらいの微妙なボール。
勝ちたい試合だから、アウトって言いたかっただろうに。
でも、言わないんですね。
目先の勝利より、ルールを守る。
当たり前のことだけど、大人になるほどに難しくなることなんですよね。
今日、試合をしたのは、全員、小学生なんですけど、
みんな、一生懸命に試合をしていましたね。
小2のS子と、小5のY太。
小3のS佑と、小5のR。
4ゲーム先取のノーアドバンテージ。
両試合とも、3-3までもつれる混戦で、なかなか面白い試合でした。
結果は微妙な差でついてしまいましたけど、
どれも内容のある試合で、全員、何かしらプラスになることがあったと思います。
でね、感心したのが、Rのジャッジ。
最終ゲーム、40-40になって、この1ポイントで勝敗が決まるという場面。
若干、長めのラリーのあと、Rがネットをとったんです!
で、つかさず、S佑がロブ。
Rは届かず!
そして、ロブが、わずかにベースラインをかすめたんです。
一瞬、間があってから、肩を落とすR。
アウトって、言ってればRの勝ちなんだけど、彼は、そこをインにしたんですね。
正直、アウトって言っても、
コーチは、怒れないくらいの微妙なボール。
勝ちたい試合だから、アウトって言いたかっただろうに。
でも、言わないんですね。
目先の勝利より、ルールを守る。
当たり前のことだけど、大人になるほどに難しくなることなんですよね。
2007年12月01日
おそるべし!ジュニアの成長
最近、ラケットをスピードポートブラックに変えたんですけど、
このラケット、バランスが良くてですね、
ラケットを廻しやすいんです。
廻すというのも、グリップでクルクルではなく、
ブリッジというのかな?
ま、とにかく、ラケットの真ん中あたりを、
人差し指を支点に、皿廻しの要領で廻すんです。
で、最近、気がつくとレッスンの合間に廻しているんです。
当然、ジュニアは食いついてくるワケですよ!
「スゲー!!コーチ、それ、どうやって廻してるの!?」
ってなカンジで。
で、一通り、やり方を教えたんですけど、なかなかできないんですよね。
ちなみに僕が廻せるようになったのは5年くらい前で、
社会人になってからでした。
約半年くらい練習したかな・・・
だから、すぐにできないのは当たり前!
で、一生懸命に練習しているジュニア達に、
「もし今年中に3回、廻せたら、ストリングスを張り替えてあげるよ」
って言うと
「無理だよ」
って言う子が多いなか、
「できる」
って子が一人。
それから1週間も経たないうちに、
その子のストリングスを張り替えてあげることになってしまいました。
「できる」って言ったのは、ハッタリでは無かったんです。
しかし、1週間はスゲーわ!
脱帽です!
このラケット、バランスが良くてですね、
ラケットを廻しやすいんです。
廻すというのも、グリップでクルクルではなく、
ブリッジというのかな?
ま、とにかく、ラケットの真ん中あたりを、
人差し指を支点に、皿廻しの要領で廻すんです。
で、最近、気がつくとレッスンの合間に廻しているんです。
当然、ジュニアは食いついてくるワケですよ!
「スゲー!!コーチ、それ、どうやって廻してるの!?」
ってなカンジで。
で、一通り、やり方を教えたんですけど、なかなかできないんですよね。
ちなみに僕が廻せるようになったのは5年くらい前で、
社会人になってからでした。
約半年くらい練習したかな・・・
だから、すぐにできないのは当たり前!
で、一生懸命に練習しているジュニア達に、
「もし今年中に3回、廻せたら、ストリングスを張り替えてあげるよ」
って言うと
「無理だよ」
って言う子が多いなか、
「できる」
って子が一人。
それから1週間も経たないうちに、
その子のストリングスを張り替えてあげることになってしまいました。
「できる」って言ったのは、ハッタリでは無かったんです。
しかし、1週間はスゲーわ!
脱帽です!