2009年08月22日
人は変わる
いや、別にファンとか、そういう事ではないんですけど、
家の勝手口に貼ってあるんです。
あの人の昔の写真。
歳月や出会いで、人って変わるんですよね。
善くも悪くも。
自分も変わってしまった部分があるんだろうな。
悪く変わらないように気をつけよう。
家の勝手口に貼ってあるんです。
あの人の昔の写真。
歳月や出会いで、人って変わるんですよね。
善くも悪くも。
自分も変わってしまった部分があるんだろうな。
悪く変わらないように気をつけよう。
2009年08月22日
必要を感じない・・・
今の技術や知識を持ったまま、高校生に返れないかな~とか思うことって誰しもあると思うんです。
そんなこと思うだけで無駄なのに・・・
それでも、僕たちテニスコーチは、今の知識や技術を今のジュニアに伝えることはできます。
それが、テニスコーチの醍醐味ともいえますよね。
でもね、子供達にも理解できる時ってのがあるんですよ。
僕の過去話を少ししてみますね。
中学からソフトテニスを始めた僕は、すっかりハマってしまいまして、ひたすらに練習をしていました。
でも、部活でしたから、何かを誰かにしっかりと教わった記憶はないです。
ほとんど我流だったように感じます。
それでも、一つだけ覚えている、よく顧問の先生に言われていたことがあって、
それは、「打点を高くしろ」でした。
最終的に、僕のプレースタイルには、それは無くても勝てたので、無視していた記憶があります。
先生も、そこまでしつこく言ってはこないし、なにより勝っていたので・・・
中学三年の夏にソフトテニスを引退して、硬式を始めたんですけど、
これも当初、我流でやってましたが、そのうち、テニススクールへ。
最初、全然打てなかったんですが、ソフトテニスと同じ低い打点で打てば安定するってことに気がついてからは、みるみるストロークが安定してきたんです。
で、ここが、僕の一番の失態なんですね。
打点を落として、安定させることを覚えてしまったんです。
コーチからは、「高い打点で打て」って言われていたんですけど、安定して入る打点をどうしても捨てられなくて、そのままにしてしまったんです。
結局、その時点では、高い打点で打つ必要性が低かったんですね。
とにかくミスを減らしたかったから・・・
さて、高校時代になっても同様に低い打点でなんとかしていくんです。
少しは高い打点で打つこともしてましたが、結局、競った場面や、大事なところでは打点を落として戦っていました。
それでも、まだ、なんとか勝てたんですよね。
大学に入り、国体や全日本学生に出始めた20歳のころ、ようやく高い打点で打てなくては勝てないってことに気がつきます。
サーブを打った後のチャンスボールの決定率が、強いプレーヤーと戦うと著しく低くなるんですね。
それは、打点を落としているからなんです。
それに気付いてからは、ひたすらに高い打点を練習しましたけど、やはり大人になってからは時間がかかったように思います。
今では、結構、得意になりましたけど、打ち方の根本が違っていたことが今になって理解できています。
最近までは、ヘッドを下げてインパクトしているイメージのスイングでした。
これが今では、ヘッドを立ててインパクトするイメージに変わってます。
ここで言いたいのはですね、人は必要に迫られないと、なかなか現状を変えたがらないってことなんです。
コーチがいくら将来的に必要だと教えても、本人がそれが本当に必要だと感じないと、なかなか受け入れないんです。
僕の高い打点もそうですし、今、教えてるジュニアの女の子のバックのグリップもそうですし、多くのジュニアのサーブのグリップもそうです。
「だって、こっちの方が入るもん!!」
おっしゃるとおりです。
そのグリップなら入るでしょう。でも、今はそれで良くても将来、困るんだよ・・・
同じ事を、子どものころに親や先生、コーチに言われました・・・
今は、同じ事を子どもたちに言ってます。
でも、なんとしも、僕はここで踏ん張って、その将来困るってことを理解させようと思います。
でないと、僕と同じ道をたどってしまうから。
そんなこと思うだけで無駄なのに・・・
それでも、僕たちテニスコーチは、今の知識や技術を今のジュニアに伝えることはできます。
それが、テニスコーチの醍醐味ともいえますよね。
でもね、子供達にも理解できる時ってのがあるんですよ。
僕の過去話を少ししてみますね。
中学からソフトテニスを始めた僕は、すっかりハマってしまいまして、ひたすらに練習をしていました。
でも、部活でしたから、何かを誰かにしっかりと教わった記憶はないです。
ほとんど我流だったように感じます。
それでも、一つだけ覚えている、よく顧問の先生に言われていたことがあって、
それは、「打点を高くしろ」でした。
最終的に、僕のプレースタイルには、それは無くても勝てたので、無視していた記憶があります。
先生も、そこまでしつこく言ってはこないし、なにより勝っていたので・・・
中学三年の夏にソフトテニスを引退して、硬式を始めたんですけど、
これも当初、我流でやってましたが、そのうち、テニススクールへ。
最初、全然打てなかったんですが、ソフトテニスと同じ低い打点で打てば安定するってことに気がついてからは、みるみるストロークが安定してきたんです。
で、ここが、僕の一番の失態なんですね。
打点を落として、安定させることを覚えてしまったんです。
コーチからは、「高い打点で打て」って言われていたんですけど、安定して入る打点をどうしても捨てられなくて、そのままにしてしまったんです。
結局、その時点では、高い打点で打つ必要性が低かったんですね。
とにかくミスを減らしたかったから・・・
さて、高校時代になっても同様に低い打点でなんとかしていくんです。
少しは高い打点で打つこともしてましたが、結局、競った場面や、大事なところでは打点を落として戦っていました。
それでも、まだ、なんとか勝てたんですよね。
大学に入り、国体や全日本学生に出始めた20歳のころ、ようやく高い打点で打てなくては勝てないってことに気がつきます。
サーブを打った後のチャンスボールの決定率が、強いプレーヤーと戦うと著しく低くなるんですね。
それは、打点を落としているからなんです。
それに気付いてからは、ひたすらに高い打点を練習しましたけど、やはり大人になってからは時間がかかったように思います。
今では、結構、得意になりましたけど、打ち方の根本が違っていたことが今になって理解できています。
最近までは、ヘッドを下げてインパクトしているイメージのスイングでした。
これが今では、ヘッドを立ててインパクトするイメージに変わってます。
ここで言いたいのはですね、人は必要に迫られないと、なかなか現状を変えたがらないってことなんです。
コーチがいくら将来的に必要だと教えても、本人がそれが本当に必要だと感じないと、なかなか受け入れないんです。
僕の高い打点もそうですし、今、教えてるジュニアの女の子のバックのグリップもそうですし、多くのジュニアのサーブのグリップもそうです。
「だって、こっちの方が入るもん!!」
おっしゃるとおりです。
そのグリップなら入るでしょう。でも、今はそれで良くても将来、困るんだよ・・・
同じ事を、子どものころに親や先生、コーチに言われました・・・
今は、同じ事を子どもたちに言ってます。
でも、なんとしも、僕はここで踏ん張って、その将来困るってことを理解させようと思います。
でないと、僕と同じ道をたどってしまうから。